黒部ダム

ダム建設には作業員人数は1,000万人を超えて工事期間中の殉職者は171人と言われており、いかに苦難を極めたのかがうかがえる。

日雇い労働者もおり、血気盛んな人たちでトラブルとなり殺してしまったという事も有ったそうだ。殺した死体は、コンクリートに流し込まれ、ダムの一部になったと囁かれている。

そして、ダムに在る染みは長い年月で死体からにじみ出た油がダムのコンクリートに黒い染みとして浮かび上がっているのだという。

中にはその黒い染みが顔となって現れているのもあるという噂もある。このダム建設で命を落とした作業員の霊が彷徨っているとも言われている。

黒部ダムの基本情報

1956年(昭和31年)着工

1961年(昭和36年)1月に送電を開始

1963年(昭和38年)171人の殉職者を出し7年の歳月をかけて完成

着工当時は「電力開発は1万kW生むごとに死者が1人でる」と言われ、ダム建設現場では、高さゆえに工事のミスで落ちたらケガでは済まずに即死に至るという意味で「黒部にケガはない」と言わていた。

完成時には約10kmの下流の地下に建設(ダムとの545.5メートルの落差で発電)された「黒部川第四発電所」の名称から「黒四くろよんダム」とも呼ばれていた。

富山県中新川郡立山町芦峅寺

地域 : 北陸地方 | 富山県
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著者: 管理人

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