地元では知られた心霊スポットで、福岡市中央区清川の一か所、不自然なまでにローターリーになっている場所が有り、ロータリーの真ん中は井戸となっておりこれが曰くの井戸だと言われているようだ。
このロータリーのところでは女性の霊が出ると言われている。
元々、福岡市中央区清川という場所は、繁華で「花街」「色町」と言われ、芸妓屋や遊女屋が立ち並ぶ場所だった。当時、性病や、疫病で亡くなった遺体の遊女をこの井戸に投げ入れていたという。
1957年になると売春禁止法が施行され時代と共に花街は亡くなっていった。その後、道路整備が進められ井戸を埋め立て十字路にする予定だったが工事関係者に不幸が続き、井戸に破棄された遊女の呪いだと騒ぎになった。
そこで、井戸を埋め立てるのは止め、蓋をして現在のロータリーの形になったという。そして、現在でも遊女と思われる女性の目撃は続いているのだという。
福岡県福岡市中央区清川2丁目12−12