松前城

松前城には、今でも無数の怨霊が棲みついていると言われている。

闇の夜の井戸」では月明かりのない夜に「苦しい・・・苦しい・・・」という殺害された丸山のうめき声が聞こえてくるという話しや、近くにある「耳塚」ではアイヌの怨霊が彷徨っているとも言われている。

反乱に加わったアイヌ人の両足に、縄を付けて、二頭の牛に、それぞれ違う方向へ引っ張らせ人体を引き裂く処刑も行われていたのだと言う。

忠臣の丸山は、ある時、松前藩主の乱行を諌めたが、殿様は、丸山の諫言に耳を貸すどころか「家臣の分際で、よけいな事を言いよって!」と、逆上。

丸山を城内にある古井戸に落とし、丸山の頭上に、巨石を落とし殺害したのだった。それ以降、月明かりのない夜になると、井戸から、「苦しい・・・苦しい・・・」という丸山のうめき声が聞こえてくるようになったという。

そして、「闇の夜の井戸」と呼ばれるようになった。

江戸時代、松前藩は、アイヌ民族に圧政を続けていたが、1669年6月にシャクシャインを中心とした反乱がおきた。2000人ものアイヌ人達を率いて、松前藩相手に立ち上がったのだ。

だが、松前藩の大軍の前には敵わず、反乱軍は壊滅した。松前藩の反乱軍に対する処断は、残酷だった。

「我々に逆らった者の末路を、目に焼き付けておけ!」と、見せしめにアイヌ兵たちの耳をそぎ落とし、この地に埋めた今も残る「耳塚」である。

それから、反乱に加わったアイヌ人の両足に、縄を付けて、二頭の牛に、それぞれ違う方向へ引っ張らせた。

反乱に加わったアイヌ人の両足に、縄を付けて、二頭の牛に、それぞれ違う方向へ引っ張らせ引き裂く処刑を行ったのだと言う。

北海道松前郡松前町松城

 北海道松前郡松前町松城129 

地域 : 北海道
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著者: 管理人

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