1931年(昭和6年)3月10日に墓参りに来た小学生に偶然発見された首塚で、頭骨が主体であり刺創のあるものもなど約150体分の頭蓋骨が埋まっていた。
発見された頭蓋骨の形は中世の日本人の特徴を示していたという。
簗瀬八幡平の首塚(やなせはちまんだいらのくびづか)は戦後の調査で、積まれた頭骨を覆うように埋められており下顎の部分すらない状態で各地にあった頭骨だけを集めて改葬したと考えられている。
これらの骨は室町時代を中心とする中世の日本人のものであり、一部には刀創が発見されたという。
塚が発見されて間もなくお堂が建てられ、150人分の骨が安置され祀られている。
群馬県安中市簗瀬
群馬県安中市簗瀬753