米一丸地蔵尊・米一丸踏切

現在は高架工事が行われ踏切は無くなってしまったが、踏切が有った当時に事故や自殺が相次ぎ「よねいちまる」の祟りでは無いかと地元では恐れられていたのだという。

鎌倉時代に「米一丸」という者がおり、才覚に恵まれながら成長し、二十歳の時に絶世の美女と言われた「八千代姫」を妻にめとった。

しかし、横恋慕した主君の一条殿の策略によって夜襲にあい、命からがら逃れながらも箱崎の地で無念の自害を遂げたと言われている。

その霊を供養するために建てられたのが「米一丸地蔵尊」となっている。

福岡県福岡市東区箱崎6丁目6−2