地元では知られた心霊スポットとなっており「嫁殺しの池」と物騒な名前だが、ここに伝わる嫁姑の伝説から来ている。
また、ここで新妻が車で転落死するという事故も多発したと言われており、事故を悼むとともに、交通安全への願いから「お助け地蔵菩薩」が建てられている。
ここでの心霊現象は、やはり事故が多いと言う事かもしれない。ここでの事故も有るのだが、行った帰りに事故を起こしたというのも有るみたいだ。
嫁殺しの池伝説
その昔に姑が嫁に向かって一日で田植えを終わらすようにと命じた。嫁は早朝から田植えを懸命にやったが、日が暮れてしまった。嫁は天に向かって太陽が沈まないで欲しいと祈ると、願いが通じたのか再び日が昇ったという。
嫁は田植えを終えることが出来、暫くするとまた日が沈みそのまま嫁は倒れそのまま息絶えた。すると嫁の周りからは水が沸き始めやがては池となったと言われている。
村人たちは死んだ嫁の祟りを恐れ、池のほとりに祠を立てて供養したという。現在も池のほとりの小高い丘にあり大事にされている。
また、嫁の死後に嫁の祟りによって血に染まったような「赤い米」が採れるようになったという言い伝えも有るようだ。
長野県長野市信更町