祟りの松の木(西千葉稲荷)

総武線西千葉駅前のロータリーには不自然な空地が存在する。タクシー用ロータリーと一般道に挟まれる川の中州のようなその空地には、高くそびえたつ一本の松が生えていて、この木が「祟りの松の木」と言われている。

この一帯は佐倉藩の領地で、この場所は昔「首切り塚」とか「首切り山」などと呼ばれていた佐倉藩の処刑場、罪人の首をはねる度に供養として松の木を植えていったとされている。

一人処刑する度に松を一本植えていき、遠くから見ると松の波のように見えた事から「松波町」と名称になったと言われている。

西千葉駅開発の折に松の伐採が計画されたらしいのだが、工事に取り掛かった関係者が病気事故に見舞われてしまった。そして、計画自体が白紙に戻され、現在のような不自然な光景が残ったらしい。

処刑場であったという事もあり、松の木の祟り処刑者たちの怨念のためであるという噂が世間では囁かれている。現在も祟りをおそれて松林が切られず残っている

千葉県千葉市中央区松波

 千葉県千葉市中央区松波2丁目6−2 

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