菅生の滝

夜に女性の霊が現れるという噂から、滝の流れに人の姿が浮かび上がる心霊写真が撮れると言われている。また、ふざけて行くとこの滝の伝説にもなっている白い大蛇の祟りに遭うとも言われている

周辺にはたくさんの水子供養の地蔵があり、深夜に行くと途端に異様な不気味が漂っている。

菅生の滝伝説

その昔、香月というところの里に歌が上手で美しい娘が居ました。

その歌姫に想いを寄せる熊彦という若者が気持ちを伝えるために歌を書いて家の庭の梅の木に吊るしておきました。

「十寸鏡 清き月夜に照る梅を醜わが恥ぢて 手折りかねつつ」と書かれた歌を読んだ姫は心打たれ、書いた近物が誰か分からぬまま恋におちてしまいました。

歌姫の家族は歌を書いた主を探しました。そのうち尋ね人話はたちまち村に知れわたりました。

そして歌を書いたのは自分だと蔦麻呂という金持ちの家の息子が名乗りを上げ結婚することになりました。

これを知った熊彦は歌を書いたのは自分だと里の長に話したか受け入れてもらえず、絶望し滝に身を投げて自害してしまいます。

その夜から歌姫は夢にうなされるようになりました。そんなある日、滝壺に体を沈め体を冷やしていると白くて大きな蛇が現れ自分に巻き付いてきました。

その夢は毎晩見るようになり気になった姫は滝にいこうとしましたが蔦麻呂の家族に止められました。

夢の事を村の長老に相談しました。長老は「姫は白蛇に見初められたのだろう、滝へ行くことは仕方ないが白蛇に歌姫と悟られぬよう顔に黒い墨を塗って行きなさい」と助言をいたしました。

蔦麻呂の家族は長老の助言にしぶしぶ滝へ行くことを了承しました。

歌姫が滝に近づくと水しぶきにより姫の顔に塗っていた墨は落ちてしまい、滝に入ると滝つぼから白い大蛇が現れました。白い大蛇は姫を巻きつけると滝つぼへと消えて行きました。

これ以降この滝に近づくと化粧が落ちて素顔なると言われるようになり素顔の滝(菅生の滝)と言われるようになったという。

菅生の滝の基本情報

滝は上流より一ノ滝、二ノ滝、三ノ滝と3段になっており特に一ノ滝は落差30mほどばある。緑にかこまれた滝のまわりは夏でも涼しく自然がいっぱいの別天地になっている。

福岡県北九州市小倉南区道原559

地域 : 九州地方 | 福岡県
キーワード: | | |

閲覧数:143 ビュー
コメント:1件

投稿日:
更新日:

著者: 管理人

1 thoughts on “菅生の滝

  1. 匿名

    ここは別に心霊スポットではありませんよ
    ここ何年かに出だした、ただの噂です(´・ω・`)

    返信

コメントをどうぞ

体験談や聞いた話、噂、感想、、写真、追加情報などお気軽にコメントを残してください。
*誹謗中傷など、誰かが見て不愉快になる内容は削除致します。