平家の落人の婦女子48名が身投げ自殺したと言われ、滝正面の橋を進んだ先の「瀧神社」の鳥居付近に身投げした人たちの亡霊が彷徨っていると囁かれている。
坂道を登ると「瀧神社」の鳥居と滝壺に身を投げた平家の落人を祀る「貴船大明神」が有る。
鯰(ナマズ)伝説
滝に身を投げた女官らは鯰に生まれ変わり、この地で洪水が起こった際に濁流に飲み込まれた里人が鯰に助けられたという。
これ以降、この地方(待居川流域)では鯰を食さない風習が広まったと言われている。
平家の滝の基本情報
落差約30mの2段瀑で,上段に大きな滝壺があります。
源氏の追っ手から逃れるため平家の落人達がこの滝壺に身を投げたという伝説から「平家の滝」と呼ばれるようになった。近くには滝壺に身を投げた平家の落人48名を祀る貴船大明神がある。以前は「池河内の滝」とも呼ばれていた。
高知県高知市 鏡敷ノ山