夏焼集落へ行くための県道287号線には約100mの夏焼第一隧道と1km以上の夏焼第二隧道が有るのだが夏焼第二隧道の事を地元の人は「幽霊トンネル」または「おばけトンネル」と言う人も居るそうだ。
この夏焼第二隧道内を歩いていると誰も居ないのに背中をトントンと叩かれる、誰も居ないのに人の声が聞こえて着たり、誰かが居るような足音が聞こえてくるそうだ。
トンネルの先に在る「夏焼集落」は2015年(平成27年)に最後の住人が離村して廃村になったが、その内の1軒の持ち主の方が定期的に訪れて管理しているという情報もある。
夏焼第二隧道(延長1,238m)
1936年(昭和11年)に、三信鉄道が白神駅(現在廃駅) – 大嵐駅間に建設した夏焼隧道(トンネル)で、竣工当時の延長は4,062.30フィート (1,238m) だった。
日本国有鉄道飯田線のトンネルとして使われていたが、1955年(昭和30年)11月1日に佐久間ダムの建設に伴う同線の付け替えにより廃止となり、道路トンネルに転用された。
夏焼第一隧道(全長98.6m)
生い立ちは同じで、掘り直しなどは行われておらずほぼ原形を留めている。
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