推定樹齢1200年の、この松の木は切ると祟りが起きると言われている。年1909年(明治42年)の春、秋田より入植した開拓者が木を何度も切り倒そうとしたが、怪我をしたり、病に倒れたりして木は切ることができなかったという。
長寿への願いが込められもおり、少しでも木への負担が軽くなるようにと風除けのためのネットが張られている。
「言問の松」と呼ばれるようになった由来は、この木に聞けばこの地域のことが何でもわかるという事からそう呼ばれてるようになった。
言問の松記念保護樹木
樹齢1200年のこのイチイ(オンコ)の木は、開拓のはるか以前から、兜沼のほとりに立ち歴史を見つめてきました。
明治時代、入植した開拓者が伐り倒そうとしましたが、何人も怪我をしたり病に臥したりしたため、神のお告げがあると考え以後この土地の守り神として敬愛されてきました。
「こととい」の名は、この老樹に昔のことを訊ねると、何ごとで
も知っており語ってくれると信じられたことに由来しています。
昭和49年3月30日指定
北海道
北海道天塩郡豊富町沼向