この辺りでは平安時代の末期の寿永3年/治承8年2月7日(1184年3月20日)に摂津国福原および須磨で行われた「一の谷の合戦」と言うのが有り多くの命が失われたそうだ。
合戦の有った3月20日の夜には山の方から軍勢の争う声が聞こえるという心霊現象や、近隣の家の障子に武者の影が映ったり、近くの学校では子ども達が帰った放課後に時折、鎧兜を付けた武者の姿が現れたり、須磨寺へ向かう階段で武者がガシャガシャと鎧の音が聞こえてくるなどいくつもの話が有るようだ。
須磨寺に近い職場でも頻繁に不可解な現象が数多く起こっていたという話が有り、更衣室で後ろにあるのはロッカーで誰も居ないのに肩をたたかれた、シャワールームの鏡に何か映りこんだ、誰もいない部屋の反対側の扉が勝手に開いて冷たい空気が流れ込んでくるという話も有るようだ。
兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6−8