以前にこの場所には通称「お化けマンション」または「鶴川の幽霊団地」と呼ばれていた廃墟があった。
昔、この辺りは姥捨て山のような場所だったという話も有り「お化けマンション」を建てる時に人骨がいくつも出てきたという。また、工事中に死亡事故が発生しテレビ局が取材に来たが、そのテレビクルーが祟りに遭い建物から落ちて亡くなったという。
それから、工事中に死亡した労働者の幽霊が出るという事や、青白い影のような霊を見た人や、深夜に行くと公園内や周辺で女性の霊が現れ無言でジーっと訪問者を見つめると言われていたそうだ。
このような話が広まり1980年代には有名な心霊スポットになり肝試しに来る人も多かったそうだ。
能ヶ谷きつねくぼ緑地の基本情報
1967年(昭和42年)に建築が開始され、当初は地上6階・地下1階のマンションになる予定だったが、土地所有者の許可を得ないまま造成されていたことが判明。土地の所有権をめぐって裁判となり、翌年に工事は中断された。
1991年(平成3年)にようやく建物が解体され、跡地は「能ヶ谷きつねくぼ緑地」となった。
東京都町田市能ヶ谷7丁目6