この峠には、よなよな首の無い落ち武者の霊が出没すると言う噂や首無し武者が憑いて来て夜寝ている時に「わしの首を知らんか・・・」と耳元で囁くという噂や、うめき声が聞こえて来るという噂があるようだ。
こういった噂から夜に首切峠を歩いてはいけないと言う人も居るようだ。
首切峠の基本情報
戦国時代の1579年(天正7年)11月26日、造田備中守宗俊の守る造田城が長宗我部元親に攻められ、造田側は軍勢の差が大きく守りきれず、ほとんどの家来は討死し、造田備中守は城に火をかけ自害した。
生き残った家来も損傷が激しく、その様が非常に哀れであったためこの場所で首を切ったことから、首切峠と呼ばれるようになった。
現道を少し外れる旧道には地元の人が祀った1845年(弘化2年)建立の首切地蔵があるが、元々は旧々道を100m程上がったところに祀られていた。
香川県仲多度郡まんのう町造田
香川県仲多度郡まんのう町造田1129
以前、違う目的(自然観察)で、行ったことがある。(後から地名を知る)
その時、ここで首無武者は感じなかった。が、何らかの不成仏霊がいる。呪いや怨念は感じなかったが、(強くはないが)確実に悪いタイプ。
こちらの様子をうかがいながら、そ〜っと憑いてくる。(憑いて来ようとしやがった)
それ以来、首切り峠は避けている。霊感のある(憑かれやすい)方は、行かないほうが賢明かも。