ここを訪れた男性が水面を覗き込むと湖面に白い着物を着た女性が立っていた。急な出来事で混乱しつつその女を見ていると相手の女性もこちらに気づきこっちに顔を向けると同時に畏怖しその場から逃げたそうだ。
「見間違いだ・・・きっとそうに決まっている・・・」と震える声で自分に言い聞かせるように呟き振り返ると、そこに在ったはずの池の畔に在った枯れていた木や流れ着いていた流木が忽然と消えていたという。
そして次の日に再び確かめるようにその場所に訪れてみっると、新たに流木が流れ着いておりその流木にはまるで爪でひっかいたような傷が無数に付いていたと言う。
この池では自殺者が多発しているという噂も有り、入水自殺で亡くなった幽霊が出るとも噂されている。
瑞穂の池の基本情報
1928年(昭和3年)農業用のため池として造られた。
北海道江別市西野幌