日本呪術の丑の刻参りの発祥の地とされている神社。白装束を身にまとい、顔に白粉を塗った女性が藁人形に釘を打ち付けにくると今でも噂されている。
打ち付けている姿を見たらその者を殺さなければ呪いが跳ね返ってくるので鬼の形相で殺しにかかってくる。殺された人の霊が出ると言われている。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の時間の数え方で丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種。
嫉妬心にさいなむ女性が、白い襦袢を着て、灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿でお行う。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われ、行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってくると言われており、見た相手を殺さなければならないと言われている。
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
貴船神社自体はそう怖くありません。本宮を通り過ぎて奥宮の方へ行きましょう。
奥宮の絵馬を奉納する場所には、呪いの言葉や恨みを書き連ねた絵馬が大量に掛かっています。
奥宮には小さい社があるので社の裏手に回り込んでみましょう。木が立ち並んでいる間を進むと様々な場所に藁人形が打ち付けられているのを見ることができます。運が良ければ(悪ければ?)実際に打ち付けている場面を見ることが出来るかも。
もし、現場を見てしまったら絶対に気付かれないようにその場を離れてください。呪いをかけている現場を見られると呪いが自分に返ってきてしまうので、気付かれた場合は死に物狂いで追ってきます。
軽い気持ちで肝試しに行って実際に白装束の女に追われてからは二度と行きたくありません。