江戸時代には大坂七墓の一つである小橋墓が置かれていた事から、地元では「地面を掘ればなんぼでも人骨が出てくる」と言われ、実際に工事の際には人骨が出て来たことがあったそうだ。
そういった事より幽霊が出るとの噂が有り、東高津公園の西側に在る「東高津延命地蔵尊」付近では夜になるとオーブが現れると言われている。2011年8月には「一斗缶事件」と言われるバラバラ遺体が発見されたことも有り、この殺された被害者の霊も彷徨っているのではと噂されている。
さらに、1614年(慶長19年)の「大坂冬の陣」で豊臣軍と徳川軍が戦った激戦地でもあり、亡くなった侍の霊も居るのではと言われている。
一斗缶事件
2011年(平成23年)8月14日(日)
大阪市天王寺区の公園で清掃活動をしていた男性が人の足首や頭部が入った一斗缶を発見した。一斗缶には、バラバラにされた2人分の遺体が入っており、DNA鑑定したところ2人が母子関係にあったことが判明。
その後の調べで母子は2006年(平成18年)から行方不明になって失踪届けが出されていた2人(2006年(平成18年)当時母親は46歳、大学生の長男は21歳)であることがわかり、8月23日に母親の夫である男(2011年(平成23年)当時57歳)が死体遺棄罪容疑で逮捕された。また容疑者は同年11月2日に2人を殺害したとして、殺人罪で再逮捕された。
2013年(平成25年)7月17日の地裁判決で長男には殺人罪としたが、妻には殺人罪ではなく傷害致死罪を適用し、懲役28年が言い渡された。
大坂七墓
- 梅田墓地
- 南浜墓地(浜墓地)
- 葭原墓地
- 蒲生墓地(野田墓地)
- 小橋墓地
- 千日墓地(千日前墓地)
- 飛田墓地(鳶田墓地)
大阪府大阪市天王寺区東高津町2−29