呪いが成就するといわれる神社。人を呪い殺す「丑の刻参り」が夜な夜な行われてると言われ、山林には釘の刺さった藁人形や、釘だけが残った恐ろしい光景がいくつも有る。
この釘にむやみに触れると呪いが自分に向かってしまう為非常に危険だと言われている。中には名前や住所、年齢まで書かれたものがあり相当恨みを抱いた人が呪った痕跡もあるらしい。
呪いが成就するという伝説
奥の院がある山は「猫山」といいその昔この地にあった城が窮地の時、姫を助ける為に食料を取りにいったが、敵兵に見つかり猫が殺されてしまう。翌日、山道で死んでいる猫を見つけた姫は悲しみの為自害した。
それを知った姫の父は、怒り狂い敵兵を呪い殺したという伝説がある。狛猫や猫の塚、猫の置物が供えられている。こういった事から、呪いが成就すると云わり「丑の刻参り」が行われているという。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の時間の数え方で丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種。
嫉妬心にさいなむ女性が、白い襦袢を着て、灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿でお行う。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われ、行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってくると言われており、見た相手を殺さなければならないと言われている。
岡山県新見市哲西町大野部
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この場所は『怪談テラーズ』というCATVの番組で田中俊行が取材されました。