白髪隧道

昼間でも奥が見通せないほど真っ暗なトンネル内で、真ん中あたりで車を止めてライトを消してエンジンを切ると何者かの足音やひそひそ話すような声が聞こえてくると言われています。

昭和中期頃、この周辺の山深くで女性が行方不明になり、のちに遺体となって発見されたという事件があったそうです。

夜になると坑口付近の暗がりに中に白い服を着た(白装束)女性が立っている、車ですれ違ったはずなのに、バックミラーを見ると消えているといった話しも有るようです。

事件についてはっきりと新聞などのニュース記事は有りませんでした。あくまで噂は話しの様です。過去の落石注意看板があったとの記録はありますが、特定の死亡事故や工事関連の悲劇が心霊話に結びついている情報は見つかりませんでした。

2010年代の記録では、白髪隧道について「照明がなくて真っ暗」「不気味」「怖い」という感覚から「幽霊トンネル」「心霊スポット」と言われるようになったようです。

高知県道264号・愛媛県道126号に指定されていますが、落石・崖崩れが頻繁に起こる極めて劣悪な道幅の狭い道路です。過酷な山岳環境そのものが、訪れる者に強い不安感を与えます。

※現地は電波が届きにくく、崩落による通行止めや荒天時の滑落リスクが高いエリアです。

白髪隧道の基本情報

1980年代の愛媛県側の資料には、1966年(昭和41年)に森林開発公団によって富郷町から高知県本山町へ通じる白髪隧道が開設されたと記録されています。つまり、もともとは林業・山林開発を支える交通路として造られたトンネルです。

トンネル完成記念碑には当時の伊予三島市長や本山町長の名が記され、扁額は林野庁長官の書です。名前は高知県側の白髪山(標高1,469m、別名・奥白髪山)に由来します。

白髪山は「白く光る岩」から「白峨」と呼ばれていたものが、猿田彦神(白髪の老翁)を祀ったことから「白髪」に改められたとされます。

照明が皆無であり、直線に近い構造でありながら長大であるため、中間付近に差し掛かると入口・出口の光が極めて小さくなり、車のリフレクターやライトだけが頼りの完全な闇に包まれます。

1966年(昭和41年)3月15日竣工、延長345 m、照明のない峠トンネルとして知られています。高知県道264号/愛媛県道126号です。

高知県長岡郡本山町沢ケ内

地域 : 四国地方 | 高知県
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著者: 管理人

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