このトンネルを夜に肝試しに訪れると霊に取り憑かれて不可解な体験をしたというひとや、このトンネルに夜に絶対にいってはいけないと言う人も居るようだ。

元々は、このトンネルは炭鉱運搬用の貨物列車が走っており、列車通過を待てずに入って轢かれてしまう人が多かったと言われており、犠牲者の霊が多く彷徨っているのではないかと言われている。

不動山トンネルで起きた怪奇現象

友人二人でこのトンネルに肝試しに訪れたら、急に車が動かなくなり、車外へ一人が出て調べるとタイヤが側溝にはまっていて動けなくなっていた。

専門の業者を呼んで車を引き出そうとすると「大丈夫、俺一人で何とか出せる」と、車外に出ていた友人が素手で車を持ち上げようとしていた。

「危ないから無理するな」「大丈夫、大丈夫」と車内に残った友人が止めようとたが、何を言っても「大丈夫、大丈夫」と繰り返すだけで、何か様子がおかしいと思い始めた次の瞬間「ガタン」と車が動いて完全に側溝にはまった音が聞こえた。

持ち上げようとした友人の指は車と側溝に両手の指が挟まれてぐちゃぐちゃに潰れてしまった。

急いで救急車を呼んで手当を受けたものの友人の指はすべて潰れて使えなくなったという。

そこで「何でやめろって言ったのにやめなかったんだ？大丈夫、大丈夫ってお前」と車内に残った友人が聞いてみると、「俺、そんな事言ったのか？覚えていないんだ。何をしていたのかも」と語ったという。

何者かが憑り憑いていたのではないかと言われている。

福島県いわき市内郷白水町柳間