トンネル入り口の電話ボックスでは女性の霊が現れると言われており、電話をしていると女性の幽霊が近づいてきて電話ボックスに無数の手形をつけ付けていくと言われている。（通話しないで受話器を取るだけでも同様の現象が起きるとの噂も）

他にも電話ボックスに女性が立っており何かおかしいと思うと携帯電話に非通知で電話が掛かってくると勝手に繋がってしまい、受話器の向こう側からは風の音しか聞こえないという。

そして電話ボックスを改めてみてみると受話器を耳に当てこちらを見つめて手招きをするを女性の霊が居るという。

最後の方で女性の霊だと気づくのは、周りには民家や建物も無く車やバイクなど無いのに女性が電話ボックスに居るという事。この女性の霊は事故で亡くなった女性ではないかと言われているようだ。

女性の霊が出ると言われている電話ボックス

また、トンネル上で老夫婦が首吊り自殺をして暫く発見されずに腐敗が進み取れた首が道路に転がっていたという話も有り、首の無い老婆の幽霊が出るとの噂も有るようだ。

昔は山賊などが通行人を襲い殺していたと言われており何人もの旅人が死んでおり、元々心霊スポットとしても知られていた。

山刀伐トンネルの基本情報

1976年（昭和51年）に出来たトンネルで、峠は「松尾芭蕉の奥の細道」にも出てくる峠で、芭蕉もこの道を通ったとされている。

山形県尾花沢市市野々