白峯寺と根香寺を繋ぐ「香川県道180号鴨川停車場五色台線(かがわけんどう180ごう かもがわていしゃじょうごしきだいせん)」を深夜に車で走行していっるとフロントガラスに向かって宙を飛ぶ老女が突進してくるという。
通称「空飛ぶ婆さん」と言われ、ドライバーを驚かせる怪異として知られます。ここに現れる「空飛ぶ婆さん」は老婆の浮遊霊なのか、他の心霊スポットでも現れる「ジャンピングババア」の可能背も有ります。
夜になると寺の周辺で「変な声」「声」のようなものが聞こえるという話も有ります。山中の寺院なので、夜間には風や動物、鳥などの音が響きやすく、通常の環境音が「人の声」のように聞こえる可能性もあります。
1156年(保元元年)7月の保元の乱で敗れ讃岐に配流された崇徳上皇は、1164年(長寛2年)にこの地で崩御。遺体は八十場の泉に浸された後、白峯で荼毘に付され、白峯御陵に葬られました。
死後、都で火災、疫病、権力者の死などが相次いだため、「崇徳上皇の祟り」と恐れられました。『源平盛衰記』などでは、埋葬途中の棺から血が流れ出た、火葬の炎が三日三晩消えなかった、などと言われています。
※白峯寺は四国八十八箇所の霊場であり、崇徳天皇の御霊を祀る格式高い聖地です。夜間の境内への立ち入りは禁止されているため、参拝の際は日中の拝観時間内(7:00〜17:00)に静かに巡礼することが推奨されます。
ジャンピングババア
主に名古屋近郊で噂されることが多く、ボロボロな着物(和服)を着た老婆で下駄を履いている姿で、3〜4メートル(時には10m級という話も)高く飛び跳ねながら走行中の車を追い抜いていく亡霊(墓石をピョンピョン跳び越えるような描写も)。
一見すると普通の老婆ですが、目が異常に光っていたり、恐ろしい形相で笑いながら跳ね回ったりすると言う話しも有ります。
一部では学校の体育館で着物にバスケットシューズを履いた老婆が、学校の体育館でバスケのゴールを決めて消える、という話しも有るようです。
ジャンピングババアが生まれた理由として、池や山で亡くなった高齢女性の霊が変化したという説、そもそも霊では無くUMAや妖怪のような存在とする説が語られます。
ジャンピングババアの他の呼び名
- ホッピングババア
- ぴょんぴょんばばあ
第81番札所 白峯寺の基本情報
四国八十八箇所霊場の第81番札所です。正式名称は「綾松山 洞林院 白峯寺(りょうしょうざん どうりんいん しろみねじ)」山号は綾松山(りょうしょうざん)、院号は洞林院(どうりんいん)と号し、真言宗御室派の別格本山で、本尊は千手観世音菩薩です。標高約280mの山中にあり、古い堂宇と豊かな自然が残されています。
815年(弘仁6年)に弘法大師(空海)が白峯山頂に如意宝珠を埋め、閼伽井を掘って堂を建立したのが始まりとされます。
860年(貞観2年)頃に智証大師(円珍)が瑞光に導かれて登り、白髪の老翁(後の白峯大権現)の神託を受け、瀬戸内海の霊木で千手観音像を刻んで本尊とし、堂宇を整えたと伝えられています。
1156年(保元元年)7月の保元の乱で敗れ讃岐に配流された崇徳上皇(第75代崇徳天皇)は、約9年間を過ごした後、1164年(長寛2年)に崩御。遺詔により当山で荼毘に付され、隣接する白峯御陵(四国唯一の天皇陵で宮内庁管理)が営まれました。
菩提寺として頓証寺殿が建立され、後小松天皇の勅額「頓證寺」なども伝わっています。西行法師の参拝や『雨月物語』の題材にもなっています。
もう一つ、白峯寺を特徴づけるのが白峯大権現(相模坊)です。相模坊は白峯寺の鎮守神として伝えられ、白峯寺では日本八天狗の一狗として信仰されています。
四国八十八箇所霊場
四国八十八ヶ所霊場(しこくはちじゅうはっかしょれいじょう) は、四国四県にある弘法大師(空海)ゆかりの88の寺院を巡る仏教巡礼です。
一般に「四国遍路(しこくへんろ)」や「お遍路」と呼ばれ、約1200年前から続く日本を代表する巡礼路の一つです。「同行二人(どうぎょうににん)」の思想。弘法大師が常に一緒にいると信じられ、白装束や金剛杖を持って巡ります。
徒歩の場合約1,100〜1,400km(道の選び方で変動)。自動車利用だとやや長くなります。所要期間は、歩き遍路:約30〜60日(平均40〜45日程度)、車・バス遍路:8〜15日程度かかります。
番号順に巡る「順打ち」が一般的ですが、逆に巡る「逆打ち」(特に閏年に縁起が良いとされる)、好きな寺から始める「区切り打ち」など自由です。
四国八十八ヶ所霊場の全88札所を、県ごとの「道場」別に順を追って一覧でご紹介します。
徳島県(阿波・発心の道場:第1番~第23番)
- 霊山寺(りょうぜんじ)
- 極楽寺(ごくらくじ)
- 金泉寺(こんせんじ)
- 大日寺(だいにちじ)
- 地蔵寺(じぞうじ)
- 安楽寺(あんらくじ)
- 十楽寺(じゅうらくじ)
- 熊谷寺(くまだにじ)
- 法輪寺(ほうりんじ)
- 切幡寺(きりはたじ)
- (ふじいでら)
- 焼山寺(しょうさんじ)
- 大日寺(だいにちじ)
- (じょうらくじ)
- 国分寺(こくぶんじ)
- 観音寺(かんのんじ)
- 井戸寺(いどじ)
- 恩山寺(おんざんじ)
- 立江寺(たつえじ)
- 鶴林寺(かくりゅうじ)
- 太龍寺(たいりゅうじ)
- 平等寺(びょうどうじ)
- 薬王寺(やくおうじ)
高知県(土佐・修行の道場:第24番~第39番)
- 最楽寺(ほつみさきじ)
- 津照寺(しんしょうじ)
- 金剛頂寺(こんごうちょうじ)
- 神峯寺(こうねじ)
- 大日寺(だいにちじ)
- 国分寺(こくぶんじ)
- 善楽寺(ぜんらくじ)
- 竹林寺(ちくりんじ)
- 禅師峰寺(ぜんじぶじ)
- 雪景寺(せっけいじ)
- 種間寺(たねまじ)
- 清瀧寺(きよたきじ)
- 青龍寺(しょうりゅうじ)
- 岩本寺(いわもとじ)
- 金剛福寺(こんごうふくじ)
- 延光寺(えんこうじ)
愛媛県(伊予・菩提の道場:第40番~第65番)
- 観自在寺(かんじざいじ)
- 龍光寺(りゅうこうじ)
- 仏木寺(ぶつもくじ)
- 明石寺(めいせきじ)
- 大宝寺(だいほうじ)
- 岩屋寺(いわやじ)
- 浄瑠璃寺(じょうるりじ)
- 八坂寺(やさかじ)
- 西林寺(さいりんじ)
- 浄土寺(じょうどじ)
- 繁多寺(はんたじ)
- 石手寺(いきてじ)
- 太山寺(たいさんじ)
- 円明寺(えんみょうじ)
- 延命寺(えんめいじ)
- 南光坊(なんこうぼう)
- 泰山寺(たいさんじ)
- 栄福寺(えいふくじ)
- 仙遊寺(せんゆうじ)
- 国分寺(こくぶんじ)
- 横峰寺(よこみねじ)
- 香園寺(こうおんじ)
- 宝寿寺(ほうじゅじ)
- 吉祥寺(きちじょうじ)
- 前神寺(まえがみじ)
- 三角寺(さんかくじ)
香川県(讃岐・涅槃の道場:第66番~第88番)
- 雲辺寺(うんぺんじ)
- 大興寺(だいこうじ)
- 神恵院(じんねいん)
- 観音寺(かんのんじ)
- 本山寺(もとやまじ)
- 弥谷寺(いやだにじ)
- 曼荼羅寺(まんだらじ)
- 出釈迦寺(しゅっしゃかじ)
- 甲山寺(こうやまじ)
- 善通寺(ぜんつうじ)
- 金倉寺(こんぞうじ)
- 道隆寺(どうりゅうじ)
- 郷照寺(ごうしょうじ)
- 天皇寺(てんのうじ)
- 国分寺(こくぶんじ)
- 白峯寺(しろみねじ)
- 根香寺(ねごろじ)
- 一宮寺(いちのみやじ)
- 屋島寺(やしまじ)
- 八栗寺(やくりじ)
- 志度寺(しどじ)
- 長尾寺(ながおじ)
- 大窪寺(おおくぼじ)
この一覧は一般的な表記に基づいています。山号・院号や本尊などは寺によって異なり、正式名称にはさらに詳細が加わる場合があります。
香川県坂出市青海町2635
参考

