1979年(昭和54年)7月11日当時トンネル下り内で乗用車数台と油脂を積んだトラック数台が絡む追突事故が起き、7人が死亡し2人が負傷、173台の自動車が焼失するという大事故が起きた。
坑内では事故の犠牲者と思しき亡霊が多数目撃され、突然現れた亡霊に驚いて車両事故が発生したという。
旧下り線は1998年に改築され上り線に転用され、上り線右ルート(富士~東京方面)となった。下り線は腹付線増の要領で新トンネルが掘削さた。
現在でも亡霊が出るのは、旧下り線に相当する上り線富士~東京方面右ルートのトンネルとされている。
坑内は上下3本とも、ヘッドライト無しで走行出来てしまう程に明るい照明灯が整備された立派なトンネルにも関わらず、上り線右ルートを中心に現在でも幽霊の目撃例が後を絶たないという。
特に、小雨が降る湿気の高い夜は要注意とのこと。
日本坂トンネル火災事故
1979年7月11日
18時40分ごろ、東名高速道路日本坂トンネル下り内で乗用車数台と油脂を積んだトラック数台が絡む追突事故が起きた。
ガソリンの引火に加え合成樹脂や松脂といった可燃性の強い積載物も炎上し火はトンネル内で道を塞がれ立ち往生した後続車に次々に燃え広がった。
トンネルにはスプリンクラー設備や排煙装置など当時最新の消防用設備を備えていたが、火災の勢いが強すぎて有効に機能しなかった。
結果7人が死亡し2人が負傷、173台の自動車が焼失するという未曾有の大事故となった。
静岡県静岡市駿河区小坂
静岡県静岡市駿河区小坂2368−1