昔、大宮宿の女郎に「千鳥」「都鳥」という姉妹が居ました。この姉妹は二人以外に身寄りがなかったが美しく、街道筋の評判となっていた。
ある日姉の千鳥は恋仲による人情沙汰で、思い余って高台橋から身を投じてしまった。それから間もなく高台橋辺りに人魂が飛ぶようになり、その霊魂を慰めるために「お女郎地蔵」が建てられたと伝えられている。
「火の玉不動」の名前の由来は、夜な夜な人魂が飛ぶのでその正体を突き止めようとした男が火の玉を切り付けたところ、誤って不動明王を切ってしまった事からきている。
祠には「火の玉不動」と「お女郎地蔵」が祀られている。
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目
こういう伝承話好きだけど場所が雰囲気ないな残念