見回しても猫がいないはずなのにどこからか猫の鳴き声が聞こえてくるという事があるそうだ。
ねこ塚
時は元禄の秋、この地を通りかかった巡礼中のお婆さんが、飢えと疲れで倒れ
息を引き取りました。
お婆さんが連れていた猫がしばらく寄り添って鳴いていましたが、間もなく後を 追うように動かなくなりました。
哀れに思った村人たちはこの場にお婆さんと猫を埋め、供養した、と伝えられています。いつしかここは「ねこ塚」と呼ばれるようになりました。
その後もかわいがっているネコや犬が死ぬと埋めて供養したそうです。」
神奈川県横浜市旭区善部町144