古洞ダムが完成してからというもの自殺者が相次いだ。水面に生首が浮かんでいた、霊が現れたというものある。
1986年(昭和61年)4月に起きた「富山市ダムOL殺人事件」の未解決の殺人事件の場所でもある。
古洞ダムでの事件
富山市ダムOL殺人事件
1986年(昭和61年)4月25日
夕方、富山県富山市中屋に住む会社員の松井厚子さん(30歳)が緑色の自転車に乗って自宅から外出した後に行方不明となった。
松井さんは同じ年の11月18日午前11時30分ごろ、富山市三熊の県営古洞ダムで全裸遺体で浮かんでいるのを通りがかりのドライバーに発見された。
遺体は、足に20センチの大きさの石がおもしとしてナイロン製のロープでくくりつけてあった。
首にビニールのひもが巻き付いており、司法解剖の結果は絞殺だった。
ダムの取水塔付近のヘドロ状になった水中に、両足を上に頭部を下にした格好で浮かんでいた。
警察では交友関係を中心に捜査したが、自転車も発見することができずに2001年4月25日に時効となった。
古洞ダムの基本情報
1982年(昭和57年)に完成した農業用ダム。度々干ばつの被害があったがダムが出来たことにより被害がほとんど無くなった。
富山県富山市三熊