大バエ灯台は高さ約80mの切り立った大断崖(玄武岩の海食崖)の頂辺に立っています。その圧倒的な高低差と険しい崖のビジュアルが、「落ちたら助からない場所」と言われ飛び降り自殺する人が後を絶たず「自殺の名所」と噂されています。
写真に不可解なもの(心霊写真)が写り込む灯台や断崖、展望台から海を背景に写真を撮影した際、背景の海面や崖付近に影や人の顔のようなものが写り込むという。
「自殺の名所」というのは2011年のゴールデンウィークに平戸・生月島を旅行した際のブログで他の人が沿う噂していたというのが有り、さらに前から地元で噂になっていたようです。
実態として、特定のハッキリとした幽霊の目撃談や、全国的に有名な都市伝説的エピソード(特定の人物の霊が出る等)の一次情報は乏しく、「断崖絶壁のロケーション」「事故や遺体発見の記録」「夜間の極端な暗闇と強風」といった要素が合わさった結果、後付けで「心霊スポット」としての噂が広まったと考えられます。
観光地としては昼間を中心に絶景スポットとして親しまれていますが、夜間や悪天候時は断崖付近での足元の視界が悪くなり大変危険です。
大バエ灯台付近で発見された死亡人
2021年(令和3年)2月11日
本籍・住所・氏名不詳、成人の男性、推定身長は170cm、中肉、頭部はほぼ白骨化し高度腐敗状態。着衣は黒色ジャンパー、黒色長ズボン、紺色運動靴、両手に黒色手袋、左手にダイバーズウォッチ、着衣にハングル文字表記あり
上記の者は、令和3年2月11日午前10時25分頃、長崎県平戸市生月町御崎字オンケン平26番地の22大落鼻灯台から南東方に約500mの海岸において発見されました。死因は溺死。
死亡日は、令和2年12月頃と推定されます。身元不明のため火葬に付し、遺骨は平戸市無縁納骨堂に安置しております。心当たりの方は、当福祉事務所まで申し出て下さい。
1997年(平成9年)5月31日
本籍・住所・氏名は不詳、男性、年齢不明と推定される変死人、人相及び特徴は、遺体は頭部がなく上半身の背骨及び下腹部から臀部、大腿骨に至る部位で全体の長さが1.04メートル、着衣は、上衣に赤色の半袖シャツ、下衣に薄紫色のトレーニングウエアー(ビニール製)、深緑色の作業ズボン、下着が深緑のトランクスパンツ(ハングル文字記載)、所持金及び所持品は無い
上記の者死亡年月日は、死体発見日(平成9年5月31日)から約4カ月前頃と推定、死亡場所不明。発見場所は長崎県平戸市生月町所在の大婆鼻灯台から真方位279度約7800メートルの海上において漂流遺体を発見したものです。
遺体は引取人がいないため火葬に付し、遺骨は佐世保市芳世苑納骨堂に安置しておりますので、お心当たりの方は、佐世保市市民部市民生活課までお申し出ください。
大バエ灯台の基本情報
大バエ灯台は、生月島の北端付近を航行する船舶のための航路標識です。この一帯は海に面した岬で、周囲に岩礁や複雑な海岸地形があるため、船舶の安全な航行を支える灯台が重要な役割を担っています。
周囲には遮るものが少なく、青い海と荒々しい海岸線、白い灯台が織りなす景観が特徴です。観光地としての魅力がある一方、断崖や強風、荒天時の海など、自然の厳しさも感じられる場所です。
また、大バエ灯台は一般的な灯台のイメージとは少し異なり、灯台の上部に展望スペースが設けられていることでも知られています。
近年は周辺の園地整備やイベント(灯台ナイトカフェ、お披露目会など)も行われ、観光スポットとして整備が進んでいます。道の駅・生月大橋では到達証明書(有料)がもらえる場合もあります。
断崖の上という立地のため、強風の日は注意が必要です。絶景スポットとしてドライブや写真好きの人に人気で、生月島の自然歩道と合わせて訪れるのもおすすめです。
土台部分は、もともと旧日本陸軍の要塞施設(弾薬庫や探照灯の関連施設)を転用して建造されています。
2002年(平成14年)3月:改築(この際、大碆鼻北東方照射灯も併設)
1958年(昭和33年)1月:初点灯
大バエ灯台は、映画や自動車のCMなどのロケ地としても知られています
2012年8月25日に公開、映画『あなたへ』: 高倉健さん主演の映画のロケ地として登場
2010年(平成22年)公開の映画『悪人』吉田修一氏の小説を原作とした映画『悪人』(妻夫木聡さん、満島ひかりさん、深津絵里さんらが出演)のロケ地として大バエ灯台が使用されました。
長崎県平戸市生月町御崎字オンケン平26−22
参考
