瀬戸内海に沿って走る海岸線には地元では『幽霊カーブ』と呼ばれるカーブがあり、過去にこのカーブで車にはねられ死亡した老婆が霊となって現れると言われている。
このカーブに差しかかったところでなぜか急にスピードが落ちてしまい、後ろには誰かが乗っている気配に襲われ、振り返ってみると半透明の老婆が乗っているという。それに驚き、事故を起こしてしまう、老婆は離れることなく家まで憑いてくるという噂もある。
他には、小学生ほどの少年の霊、子供を抱いた若い女性の霊、若い男性の霊と色々ある。
噂によると、このカーブの海沿いの谷に6畳ほど小さな小屋があり、その小屋は疫病の疑いがある患者が隔離するための施設があった。
伝染を恐れ、その小屋に入った者は二度と出る事は出来ず、食事すらもらえないで死んでいったのだという。
小屋は無くなったが戦前まで使われており、この病人小屋に隔離され亡くなっていった人たちの怨念がカーブでの事故を起こしているのだと囁かれている。
岡山県倉敷市玉島黒崎7984−3
昔からよく通ります。問題なしです。普通に走れます。