静原町の幽霊街道

京都府道38号線と40号線「下鴨静原大原線」が交わる丁字路から40号線を進みバス停の「静原西陣織ネクタイ団地前」までの区間を通称「幽霊街道」と呼ばれている場所がある。

以前に男性にフラれた女性が精神的に病み、この車道に飛び出して女性が撥ねられ死亡した。それ以降、この道路を走行していると、30歳くらいの女性が手を振りながら駆け寄ってくる姿が見え、ハンドルを切っても避けきれず人をはねた衝撃を感じるそうだ。

1974年(昭和49年)7月の23時ごろ
区役所職員が静原町にある自宅に車で帰宅中に鬼谷橋あたりで急に30歳ぐらいの女性が手を挙げて走り寄ってきた

とっさに急ブレーキを掛けたが間に合わず「ドンッ!」という鈍い音がした。急いで安否を確認しようとタクシーを降りて車体の下を確認したがそこには人の影形も無かったという。

1975年(昭和50年)9月の23時ごろ
静原町の自宅に向かっていた主婦が道端にぼーっと立っている30歳ぐらいの女性を発見した。そのまま放っておくことも出来ずに車に乗せて上げることにした。

暫く経ってから後ろを見てみるとそこには誰もおらず、乗せたはずの女性が消えていたという。

こういった幽霊と思われる怪事件が13件あったと1976年(昭和51年)6月16日の京都新聞に書かれていたそうだ。

以前に男性にフラれた30歳ぐらいの女性がノイローゼになり車に飛び込んで自殺したとういう事が有ったそうだ。それ以降この女性の霊が出るようになったと言われているようだ。

京都府京都市左京区静市静原町

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