四つ目のカーブで赤いポルシェを見ると不吉な事が起こるという噂や、ランニングシャツ姿で顔がはっきりと認識できないが唇だけ赤く見える少年の霊が出るという話しがある。
はっきりと認識できない事から、顔の潰れた少年、妖怪ののっぺらぼう、などと表現されることが有るようだ。そして、少年と思われる霊は昔、神隠しに遭った少年ではないかと言われているようだ。
「亀石峠」は峠の道端にあった亀の形をした岩「亀石」に由来する。
亀石の伝承
宇佐美(伊東市)に住む雄の亀は、大仁(伊豆の国市)に住む恋人の下へ通うため、この峠を通っていた。
ある夏の日、いつものとおり大仁から帰るために歩いていた亀であったが、あまりの暑さのために峠を越えたところで力尽きてしまった。
そして故郷の宇佐美を見下ろしたまま、石になってしまったという。
静岡県伊豆の国市長者原1241−72