線守稲荷神社 昔、一匹の狐が住んでいた。狐は村人を化かしたり荷車を押してくれたりと人と共存していた。 しかし、鉄道が通り狐の住処は奪われ、狐は列車に轢かれて死んでしまった。 村人と鉄道関係者は相談して、このキツネを稲荷大明神として祀り、これからは線路を守ってもらうべく「線守稲荷」と名づけることにしたのだという。 境内の下には旧線箱根第2号トンネルが残されており、多くの怪奇現象が起こるとも噂されている。 神奈川県足柄上郡山北町都夫良野109