オーストラリアで最恐の心霊スポットとも言われている。旧マンリー疾病所(Quarantine Station 通称:Q Station)は1833年に建設され、移民達が、船内でかかった腸チフス、コレラやスペインインフルエンザなどの疫病のため、この検疫所に隔離された。
1980年代までに隔離された人数は26,000人で、内600人もの人たちがこの旧マンリー疾病所で亡くなっているのだという。
新しい大陸に夢と希望を抱いて遙々やってきたが隔離され死んでいった人々の怨念が、旧検疫所建物内を彷徨っているのだという。
1階のシャワールームでは、フードをかぶった男性の霊が出ると言われている。
心霊写真も数多く撮られている。
この旧マンリー疾病所でよく知られている事例の1つは、1918年の第一次世界大戦から病気の兵士を看護している間にインフルエンザにかかった当時27歳のボランティア看護師アニー・イーガン(Annie Egan)。
彼女はローマカトリック教会に申し立てをしたが、拒否され12月3日に死亡したのだという。
第一次世界大戦
1914年(大正3年)7月28日~1918年(大正7年)11月11日
日本の死者は約300人でした。これは同戦争での連合国側の犠牲者総数約514万3千人の中の1つの数字。
Unnamed Road, Manly NSW 2095 オーストラリア
オーストラリア ニューサウスウェールズ マンリー・カウンシル
