波多氏代々の1355年の創建の菩提寺「竜谷山瑞巌寺」の跡地に、城を奪われ主君を失った波多氏家臣の一同が集団自決した「旗本百人腹切り場所」がある。
百人腹切り場所と名前が有るが、石碑の数は100碑以上有る事から自決したのは100以上ではないかと言われている。
周囲は鬱蒼とし、異様な雰囲気が漂っている。地元ではこうした石碑を「末孫様(ばっそんさま)」と呼び、粗末に扱ったりすると祟りが起きると信じられている。
「末孫様」があるところを工事しようとしたら車が動かなくなったという話や、誤って「末孫様」を踏んでしまったら高熱にうなされたという体験をした人が居るようだ。
佐賀県唐津市北波多徳須恵1377−12