阿木川ダムは地元では心霊スポットとして知られ、自殺する人や死体遺棄事件なども起きており、心霊現象の話しもいくつも有るようだ。
ダムが出来る以前にもこの付近では幽霊を見たという話や、タクシーに乗せた女性が消えるという心霊現象が起きていたという。
阿木川ダム横の「花無山トンネル」も心霊スポットになっている。
阿木川ダムが出来る前
ダムが出来る以前から心霊現象が起きていたと言われており、ダム完成後もその影響が出ているのかもしれない。
消えた妊婦
1960年頃(昭和30年代後半)国道257号が一車線で、細くて険しいかった頃。土砂降りの晩に岩村町周辺の妊婦のの体調が悪くなり、恵那市の病院へ行こうとタクシーで向かっていた時に小沢という場所で阿木川へ転落。
翌朝、捜索されタクシーの運転手は見つかったが妊婦さんの遺体はどこを探しても見つからなかったという。
女性の幽霊の目撃が増加
1970年頃(昭和40年代)国道257号で子供を抱いたずぶ濡れの女性をタクシーに乗せて上げるといつの間にか消えていた、という心霊現象が起きたり、深夜に着物が濡れた女性の幽霊の目撃が相次いだという。
阿木川ダム完成後
ダム完成後は自殺や事故が起こりさらに心霊現象や事件などが増えた
急に飛び出してくる人影
近隣地域でマラソン大会開催されることになり、開催に向けて阿木川ダム沿いの国道257号線の緩やかなカーブで誘導看板を設置をしていた大会関係者が車に撥ねられ死亡するという事故が起きた。
それ以降、人影が飛び出してくるという心霊現象が起きるようになり、急ブレーキをかけたタイヤ痕が頻繁に付くようになったという。この心霊現象は昼間も起きていると言われている。
深夜の訪問者
阿木川ダムの電力会社の建物では、夜遅くまで2階で仕事をしていると、階段を駆け上がってくる音が聞こえ扉をノックしてくるが、扉を開けると誰も居ないという心霊現象も起きているようだ。
事件・事故
2015年6月9日
阿木川ダム湖で女性の遺体が発見された。
2015年6月13日
午前9時頃、阿木川ダム湖で釣りをしていた男性が「湖面に湖の水面に子どもの死体が浮いている」と通報があった。警察が駆けつけ引き上げたが既に死亡していた。遺体は、生後4か月の女の赤ちゃんで女児の死因は水死だった。
ダム湖近くで家族名義の車が見つかり母親(24歳)の行方は分からず、車内には遺書のようなメモが残されていた。その後の調べにより、9日に遺体で発見された女性が母親だったと判明、無理心中とみている。
阿木川ダムの概要
1969年(昭和44年)に着手し1985年(昭和60年)の完成を目指していたが、近隣住民の反対などが有り1990年(平成2年)に完成した。
ダム右岸には「阿木川ダム防災資料館」「レストラン」「公園」等があり、恵那市民の憩いの場となっている。水質保全のための湖上の大噴水や夏の花火大会、湛水前には湖底でコンサートも開かれた。
2005年(平成17年)恵那市の推薦によって大井ダム(木曽川)と共に財団法人ダム水源地環境整備センターの選定するダム湖百選に選ばれた。
岐阜県 阿木川湖