トンネル内を車で走行すると、車に知らない無数の手形や血の手形が付くと言われています。または走行中のフロントガラスや窓ガラスに見えない手の手形がペタペタペタと無数に付く。手形の中には子どものような小さな手形が付くもと言われています。
トンネル内でクラクションを鳴らすと幽霊が現れたり、手形が付いたりするという呼びかけ系の噂も有るようです。
他にも女性や少女の幽霊が出ると言われ、トンネルを出た北側のカーブを曲がりきった所に女の霊が立っている、トンネル内を少女の霊が歩いているといった噂も有ります。
夜中にバイク音が近づいてくるのに姿が見えず、突然、首のないライダーが横を通り過ぎるという噂も有ります。
女性が遺棄された、事故死した霊が出る、工事関係者が亡くなった、など様々な話がありますが、はっきり確認できる公的資料は少なく都市伝説化している部分も多いです。
日中でも非常に薄暗く、落書きも多いため、昼間でも独特の「オドロオドロしさ」を感じる人が多いようです。
クラクションを3回鳴らす
このクラクションを3回鳴らすという「霊を呼び出すための儀式(合図)」または「怪奇現象を引き起こすきっかけ」は各地に有るが、もともとは霊柩車が死者の魂が乗り遅れない様に発車の時に鳴らす行為から派生した行為だと思われます。
他にも霊柩車がクラクションを鳴らす理由は「故人を弔う」「邪気を払う」「未練を断ち切る」「旅立ちの合図」という意味も有るようです。
クラクション(警音器)を無闇に3回鳴らすなどの不必要な乱用は、道路交通法違反の「警音器使用制限違反」に問われ、反則金3,000円が科される可能性があるため控えましょう。
首無しライダー
峠などで噂される心霊現象で、夜中に峠道や見通しの悪い道路を走っていると、凄まじいスピードで追い抜いていくバイクがいる。ふと見ると、そのライダーにはヘルメットから上の頭部が無いという。
話の始まりはバイクで走行中になぜか道に張られたワイヤー(ピアノ線)に首が引っ掛かり斬首して死亡してしまう。または、スピードを出しすぎてカーブを曲がりきれず、道路脇のガードレール(あるいは標識の支柱など)に激突。その際、首が鋭利なエッジに首が引っかかって切断されてしまう。
その事故以降にその道を走行していると後ろからバイクが追いかけてきてよく見ると首の無いライダーが乗っているというもの。
さらに首無しライダーには様々なバリエーションが有ります。
- 片手でハンドルを握り、もう片方の腕で自分の生首(またはヘルメット)を小脇に抱えて走っている。
- 追い抜かれた後に必死に追いかけようとしても、次のカーブやトンネルに入った瞬間にテールランプが消え姿も消滅する。
- 道路を猛スピードで走り回り、自分の首を探している。
- 道にワイヤー(ピアノ線)を張った犯人を探している。
- 横に並ばれると事故に遭う。
「首がない者が乗り物に乗って現れる」という怪談の構造は、日本独自のものではありません。ヨーロッパの伝承(アイルランドのデュラハンなど)や、アメリカの有名な怪談『スリーピー・ホロウの伝説』には、「首なし騎士(Headless Horseman)」が登場します。
かつては「馬」に乗っていた首なしの怪異が、昭和の日本に輸入され、当時の世相(バイクブームや暴走族の社会問題)と融合した結果、馬から「バイク」へと乗り換えてアップデートされたのが「首なしライダー」だという見方もされています。
塩降隧道(通称:滝畑第三トンネル)の基本情報
正式名称は「塩降隧道(しおふりずいどう)」で、1932年(昭和7年)頃に完成した古い隧道です。滝畑第一・第二トンネルに続く旧道の一部とされ、狭くカーブした構造で出口が見えにくいのが特徴。落書きが多く、肝試しで訪れる人が後を絶たない場所です。近くの梨の木隧道(梨の木トンネル)と混同されることもありますが、多くの心霊情報では塩降隧道が「第三トンネル」と呼ばれています。
2002年頃に大規模な改修工事が行われ、現在は内壁がコンクリートで補強され、昼間でも電灯が点灯する比較的綺麗な状態に整備されています。
トンネル自体も道幅が非常に狭く、普通車同士のすれ違いは困難なレベルです。さらに和泉市側へ抜けると、一部に未舗装(ダート・グラベル)区間や、車1台がやっと通れるほどの狭隘な悪路が続くため、いわゆる「険道(険しい県道・府道)」として、一部のドライブ・ツーリング好きやグラベルロード乗りにも知られています。
完成:1932年(昭和7年)
全長:約158m
路線:大阪府道・和歌山県道61号堺かつらぎ線の旧道
大阪府河内長野市滝畑

