この一帯は自然が多く温泉もあるため観光地としても賑やかな場所であり、そんななか人気旅館を夢見て建てられたのがこの古虎渓ハウスだった。
開業当初は観光客で溢れ一躍成功者として駆け上がったオーナーであったが、集団食虫毒事故が発生し、その影響で客足はあっという間に絶たれ、経営破綻に陥り閉鎖。その後経営者は旅館内で首を吊って自殺したと言われている。
それからというもの廃墟となった古虎渓ハウスではオーナーの苦しそうなうめき声が聞こえてくるようになったと言われている。
一説にはガス爆発により多大な死者を出したとの噂もある。
廃屋内には 砂で埋められた大浴場があり、その砂の中から女性の顔が現れ、睨みつけてくるという目撃例がある。
ある霊能者によると江戸時代に悲惨な死を遂げた女の地縛霊が他の霊を呼び寄せていて、この場所は霊の溜まり場となっているらしい。
岐阜県多治見市市之倉町
岐阜県多治見市市之倉町13丁目41