千歳楼

2003年(平成15年)まで営業し、お客さんで賑わっていた人気の旅館だったが経営者が突如、行方をくらましたため、そのまま廃業し、廃墟となった。

2008年には放火の事件が起こり、旅館の一部が消失。生々しい傷跡が今なお残っている。また2012年には、白骨化した人が発見されるというニュースが話題になり愛知県内でも“本物”の心霊スポットだと話題になった。



千歳楼で起きた事件・事故

木造2階建て事務所など計約200平方メートルが全焼

2008年(平成20年)8月22日(金)
早朝、春日井市玉野町の元旅館「千歳楼」の事務所などが燃えた。
栄華を誇った老舗旅館の倒産から5年、管理者の存在も分からないまま、内部で若者らがたむろするようになっていた。住民らが不安の度を強めている中での不審火だった。

火事は午前4時20分ごろ、木造平屋風呂棟から出火、同棟と東隣の木造2階建て事務所など計約200平方メートルを全焼、西側の5階建て本館外壁を焦がし、9時20分に鎮火した。

白骨化した遺体発見

2012年(平成24年)8月14日(火)
午後11時10分ごろ、愛知県春日井市玉野町の元旅館に白骨遺体があると16歳の少年を語る匿名の110番通報があった。
県警春日井署員が確認に向かい、建物内で 性別不明の遺体1体を見つけた
同署によると、遺体は地上4階・地下1階の建物の1階部分で座った状態で見つかり、
ほぼ白骨化し、半袖シャツや下着、ジーパンなどを2枚ずつ重ね着し、目立った外傷は 確認できなかった。

現場の建物は、2003年まで営業していた元旅館「千歳楼」。川沿いに建つ廃屋は立ち入り禁止となっているが、肝試しなどを目的に侵入する人が後を絶たず、これまで何度も不審火が起きていた。
近くで喫茶店を経営する男性は「若者が中で騒いだり写真を撮ったりしていたようだ。
放火騒ぎもあり、対策が必要だろうと話していた。遺体に関しては、全く心当たりがなく驚いた」と話した。

肝試し・廃旅館に立ち入った高校生を送検

2017年07月28日
今年6月に、「肝試し」をしようと愛知県春日井市の廃業した旅館に侵入したとして、愛知県警は愛知県内の男子高校生9人を、28日にも書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、9人は今年の6月に、春日井市玉野町の廃業した旅館「千歳楼」に春日井市が設置した立ち入り禁止の看板を無視して侵入した軽犯罪法違反の疑いが持たれてる。

警察の調べに対し、9人は、「肝試しをするためだった」などと容疑を認めているという。

愛知県春日井市玉野町

 愛知県春日井市玉野町1660−1 

地域 : 中部地方 | 愛知県
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著者: 管理人

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