柳ヶ瀬隧道(旧柳ヶ瀬トンネル)

元々は蒸気機関車用が走っていたトンネルで鉄道トンネル時代の1928年(昭和3年)12月6日 勾配の続く山岳トンネルであった故に機関車の空転(空回り)により走行不能となった。

蒸気機関車の噴煙がトンネル内に充満した北陸線柳ヶ瀬トンネル窒息事故があり、複数の乗務員が死亡する事故が起きている。老婆の霊が出るとの噂。

北陸線柳ヶ瀬トンネル窒息事故

1928年(昭和3年)12月6日
北陸本線刀根駅 – 柳ヶ瀬駅間にある柳ヶ瀬トンネルを走行していた上り556貨物列車(D50形蒸気機関車2両、前部本務機D50 64、後部補機D50 206)が、トンネル内の25‰の登り坂で車輪が空転し速度が低下し、トンネル内に煤煙が充満したため、出口から25mの地点で走行不能になった。

そのため上り貨物列車の乗員10名が窒息したが、かろうじて前部本務機の乗務員3名がはい出て昏倒した。

トンネル直前にあった雁ヶ谷信号所で待機していた下り553貨物列車の機関車が救助のために牽引し、トンネル外に押し出したが、下り機関車の乗務員2名も昏倒した。

結果上下の貨物列車の乗務員12名全員が窒息し、上り貨物列車の車掌・荷扱手、機関助士見習の3名が死亡した(一部に5名死亡の記録もある)。

福井県敦賀市刀根

 福井県敦賀市刀根37−10−4 

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