京都市東山区と山科区を結ぶ東山トンネルは、京都府屈指の心霊スポットとして知られている。
東山トンネルといっても、現在では、1964年(昭和39年)に開通した東山トンネルと1903年(明治36年)に開通した旧東山トンネル(正式名称「花山トンネル」)の2本あるが、2本とも様々な怪奇現象が起きてるという。
1994年(平成6年)に新トンネルでバイクに乗った少年が事故死して以来、首なしライダーが出没するという噂が広まった。
2001年(平成13年)度版「関西怨念地図」の体験談では、新トンネルの壁が蠢き始め、危うくトンネルに飲み込まれそうになったそうだ。
2005年(平成17年)度版「関西怨念地図」の体験談によると、だれもいないはずの旧トンネルから男の叫び声が突然響いたという。
これらの怪奇現象が起こる背景として、トンネル付近に粟田口処刑所が昔あったことや、墓地が多いという立地条件がある。
かの有名な霊能力者がトンネルに入るのを躊躇したという逸話もあるようだ。
京都府京都市東山区清閑寺歌ノ中山町