心霊写真が撮れるという噂が有った事から、何気なく撮影した写真には何者かが向かってくる写真が撮れたが、そこには誰も居なかったという事が有ったそうだ。
辺りでは男性の声がどこからか聞こえてきたり、何者かの気配を感じるという事が有るそうだ。
いわざらこざら
その昔、まわりの田に大切な水を配っていた平池を、もっと大きくする工事をすることになりました。何年も何年もかかって堤を築くのですが、池が大きいせいでしょうか、築いても築いても堤は押し流されてしまいます。
そんなある日、「あすの朝はやく、ちきり(はたおりの道具)をもった娘が通る。その娘をとらえて人柱に立てれば、うまく治まるであろう。」というお告げがありました。
そして翌朝、東の空が明るくなった頃、ひとりの娘が通りかかりました。人夫達が娘を取り囲んでなにをもっているのかとたずねれば、娘は素直に“ちきり”ですと答えました。
そのひと言で、命ごいもむなしく、娘は人柱として堤に埋められてしまいました。
それからは堤が切れることもなく、立派な池ができあがり、どんな大雨が降っても堤防が崩れることはありませんでした。
けれども堤の岩の間から流れ出る水の音が、「いわざらこざら」と聞こえてくるのです。それは、「いわざらましこざらまし」云わなければよかった、こなければよかったと、娘がすすりなくような悲しげな音だったそうです。
平池で起きた事件
別れ話で男性が車ごと池に突っ込んだ。慌てて女性が警察に連絡したが夜だったことから、翌日引き上げることになった。
そして翌日、男性は死体となって引き上げられたという事もあったそうだ。
香川県高松市仏生山町甲3210−1