建物内で女性の霊が出る、赤い光を見たなどの噂があった。女性の霊を見てしまうと必ずと言って良いほど事故に遭うと言われている。
この女性の霊は不慮の事故で亡くなってから出るようになったという。
たのうら燕の基本情報
1971年(昭和46年)4月田ノ浦海岸の海水浴客向けに造られた保養施設。
1995年(平成7年)11月に閉館
1996年(平成8年)4月に燕市に寄付された。
1997年(平成9年)3月寄付されてわずか1年で再び閉館した。
2014年(平成26年)学校法人などを運営するNSGグループが市から買取り、現在はNGSたのうら研修センターとなっている。
新潟県新潟市西蒲区間瀬6884
そこに研修で泊まったことあったけど、心霊っぽい現象にあったことあるよ。
場所は二階上がって左側の一番最初の部屋。入るとスリッパを脱ぐスペースがあって左端にトイレ、正面が障子で仕切られていて、奥は和室になっている。
部屋に入ってしばらくしてから、研修のために一階の部屋に行こうとしたとき、スリッパに混ざってトイレ用のスリッパが置いてあるのを見つけた。
(記憶が曖昧)この建物は入ると靴を下駄箱にいれてスリッパに履き替えて移動するんだけど、トイレには形の違うサンダルっぽいスリッパが置いてある。
だからそれが移動用のスリッパと一緒に置いてあるからとても目立っていた。
どうせ誰かが、トイレ終わった後に履いたまま出てきて入口で脱いだんだろう、と思って何も不思議がらずにスリッパをトイレに戻して集まりに行った。
研修を終え、部屋に戻って自由時間を過ごしていると、今度は夕食の時間。また下の階に行こうとしたとき、またトイレ用のスリッパが入口に置いてあるのを見つけた。これもさっきと同じようにトイレに戻して夕食を食べに行った。
戻ってきて自由時間。部屋には私と友人の二人。楽しく談笑していると時間は深夜0時になるところだった。
寝る前に友人がトイレに行き、戻ってくるのと入れ替わりで私がトイレに行ったとき、ふと入口に目をやると例のスリッパが入口に置いてあった。当然トイレの中にはスリッパが置かれていない。
このとき、初めて私は違和感を覚えた。トイレにいった友人は終わるとすぐにこっちに戻ってきた。入口に行ってスリッパを置いてきたとは考えにくい。
これはもしや心霊現象では?と私は思ったが、騒ぎ立ててトイレが使えなくなると嫌なのでさっさとトイレを終わらせて例のスリッパをトイレに戻す。
そして、友人に
「トイレ用のスリッパが入口に置いてあったけど、〇〇(友人)がやった?」
と、訊いたら友人はやってないと言った。そもそもトイレ用のスリッパが入口に置かれているという現象が二回もあったので、友人はしっかりトイレでそのスリッパを脱いで揃えておいたと言った。
この時点で私たち二人はとてつもない恐怖を感じて、二人で部屋を飛び出し他の部屋に駆け込んだのを、今も覚えています。
これが心霊現象かもしれないと結論づけている理由。
トイレ用のスリッパはトイレに必ず一つ置いてある。だからトイレ用のスリッパが入口に置いてあった時、トイレにはスリッパが置かれていない。
友人のイタズラ説。友人がトイレに行って戻ってくるとき、障子に影が映る。友人はトイレから出た後、入口には行かずにこちらに戻ってくるのを、私が確認している。トイレ用のスリッパを入口に意図的に投げたなら、音で分かるし、そもそもそれにしては綺麗に揃いすぎていた。
他の部屋の人のイタズラ説。部屋の入口は分厚く重い扉で、誰かが部屋を開ければ大きな音が鳴るので、私達が気づかないはずがない。
これは関係ないのかもしれないけど、あの部屋のトイレは他の部屋のトイレに比べて異様に臭かった。和室にいても臭ってくる程だった。
更に他の人達曰く、あの部屋だけやけに暗かったそう。明るさというか、部屋の雰囲気というか。
後、あの部屋だけ何故か奥に取り付けられている鏡が外されていた。
後日談だけど、学校に戻ってきて階段を上がったとき、突然目の前が真っ暗になったのを覚えている。私と友人は一瞬停電したのかと思ったが、他の人達に暗くなんてならなかったと否定された。
最後、部屋の場所の名前は、白鳥の間