この柳の下では、ぼんやりとした白い着物を着た女性の霊を見たという目撃談が多いと言われている。特に深夜にこの場所を訪れると不思議な気配を感じることがあるという。
吉原遊郭から帰る客が、名残惜しげに振り返る様子から「見返り柳」と名がついたと伝わっている。
江戸時代吉原には数千人もの遊女が居たと言われ、幕府公認の遊郭は1958年(昭和33年)に幕を下ろしたが現代ではソープランドが立ち並ぶ。今では昔のような面影は無いが「鬼滅の刃」の舞台の一つとなり、吉原の名は若者も知られるようになった。
東京都台東区千束4丁目10−8