この公園にあるガジュマルの木に住まうと言われている「キジムナー」という赤い髪の毛をした子供の姿で樹木の精霊や妖怪と言われている者がおり、この木を蹴ったり悪戯をするとキジムナーが憑いてきて仕返しにやってくるそうだ。
もし、キジムナーが住まうガジュマルの木に悪戯をして振り返ると、自分ではない足跡が付いてくるように残っている事がある。そして、嫌われた家は必ず滅ぶといわれています。
また、キジムナーは火を扱う言われており、嫌われた者が住む住居は原因不明の出火によって焼け落ちた家もあるそうです。家の屋根に火のようなものが見えると、死の予兆とも言われているようです。
逆にこの「キジムナー」に好かれると家が繫栄するとも言われ、座敷わらしのような存在でもあると言われている。地元では人懐っこく、いたずら好きだが、ガジュマルを大切にする人には幸運をもたらすと言われています。
安岡ガジュマル公園の基本情報
大きなガジュマルの木が特徴の公園で、観葉植物としても売られています。沖縄に自生しているガジュマルの木は気根と幹の区別がつかないほど大きく成長する傾向にあります。
公園は広々とした芝生広場があり、のびのび遊べる環境です。木陰や東屋、ベンチがあり、休憩やピクニックなどにもぴったりです。遊具はブランコと小さなすべり台があります。
ガジュマル
他の植物や岩などの基質に巻きついて絞め殺すように(あるいは実際に殺して)成長するため「絞め殺しの木(Strangler Fig)」の一種としても知られる。 亜熱帯から熱帯地方に分布するクワ科イチジク属の常緑高木。
沖縄県那覇市銘苅3丁目5−5番1
