調布取水堰の基本情報
東京都大田区田園調布と川崎市中原区の間を流れる多摩川に設けられた取水施設です。丸子橋の近くにあり、東京都が管理しています。多摩川の河口から約13.3km上流に位置します。
名前に「調布」とありますが、調布市ではなく、大田区側の田園調布にある堰です。
多摩川の主な堰(下流から順に調布取水堰、二ヶ領宿河原堰、二ヶ領上河原堰など)のひとつで、国土交通省京浜河川事務所の資料などでも紹介されています。
2007年(平成19年)多摩川の水質改善に伴い、天然アユの遡上が増えています。東京湾で育った若アユが多摩川を遡上する際、最初に通過する大きな堰がここです。そのため、アユの遡上時期(主に3〜5月頃、または3月下旬〜6月下旬)には、可動堰を伏せて(倒して)水位差を小さくし、アユが通りやすいように配慮しています。
1936年(昭和11年)2月に民営の「玉川水道株式会社」によって建設され、その後東京市(現・東京都)に統合されました。飲料水供給を主な目的とし、防潮機能も持たせていました。多摩川から取水した原水を調布浄水場や玉川浄水場へ送り、周辺地域(大田区など)に上水を供給していました。
1970年(昭和45年)高度経済成長期に多摩川の水質が悪化したため、飲料水としての取水・供給を停止。
東京都大田区田園調布1丁目63−57 多摩川台公園(バス
