1957年(昭和32年)に大学生のカップルが心中した場所周辺のハイキングコースや池からは人の声が聞こえてくるという噂や、カップルでこの池を訪れると池に引きずり込まれる、白い着物を着た女性の霊が湖面を歩く姿が目撃されたり、人魂の目撃も有るという。
昭和の天皇陛下も歩いた河津町八丁池のハイキングコースはあまり知られていませんが、県内でも有名な心霊スポットとなっている。
天城山心中
1957年(昭和32年)12月10日
4日から行方がわからなくなっていた学習院大学2年の愛新覚羅 慧生(あいしんかくら えいせい)さん19歳と、同級生の大久保 武道(おおくぼ たけみち)さん19歳が天城山中八丁池南の雑木林で死んでいるのが発見された。
慧生さんは大久保さんに腕枕をしてもらうようにしており、顔には白いハンカチがかけられていた。
大久保さんは手に大日本帝国陸軍で使用されていた十四式拳銃を握っており、慧生さんの右コメカミを撃った後、自分も自殺したと見られる。2人の傍に在った百日紅(サルスベリ)の木の根本には、2人の爪と頭髪が白い紙に包んで埋められていた。
静岡県伊豆市湯ケ島892−6