オチョバンバ

「オチヨばんば」と呼ばれた老婆がこの地で不幸な死を遂げ、地元の人がお千代さんを供養するために碑を建てたのだという。

石碑は小さいが、お千代さんの怨念が宿り危険だとされ、柵と塀で囲まれている。そして、その石碑は絶対に触ってはいけないと言われており、触ったり罰当たりな事をすると必ず祟られると言われている。

オチョバンバの成り立ち

「お千代さん」は周りの人からは「オチヨばんば」と呼ばれ親しまれていた。

了覚寺の敷地にあったお堂に住み堂守りをしていたお千代さんが100歳になり「この地に葬ってほしい」と遺言を残し亡くなった。

その後、「高橋文右エ門」が代表者となり供養塔を建てたという。

その後、子供がこの慰霊碑に触れてマラリアに感染し亡くなったことで「触れると祟りで死ぬ」「祟りの慰霊碑」として言い伝えられるようになったという。

2019年頃に裏にあった大橋精機製作所が撤去されたのと共に更地になって無くなったか移動されたかで現在は無いようだ。

神奈川県茅ヶ崎市円蔵277