霊園の中に児童たちが遊べる「天王寺公園」があり、その中で誰も居ないのにブランコがひとりでに揺れだす事があるという噂や、どこからか人の息遣いが聞こえてきたり、「おいっ」と声が聞こえるが周りを見渡しても誰も居ない、黒い人影が現れたりするという事が有るそうだ。
他にも、18:00に心霊写真が撮れる、深夜に複数のお坊さんがお経を唱える霊が現れるとも噂されている。
谷中霊園の基本情報
およそ7,000基の墓があり徳川家15代目将軍慶喜や鳩山一郎、横山大観、渋沢栄一などの著名人がが眠る。しかし、春には花見客で賑わい、昼間は市民の憩いの場として利用されている。
谷中五重塔放火心中事件
1957年(昭和32年)7月6日
午前3時45分ごろに五重塔が燃えているとの通報があり消防が駆けつけたが、火の粉は塔から50m離れた地点にも降り注ぎ、心柱を残してすべて焼け落ちた。
焼失後、焼け跡の心柱付近から男女の区別も付かないほど焼損した焼死体2体が発見された。調べによると2人は都内の裁縫店に勤務していた48歳の男性と21歳の女性であることが判明した。
現場には石油の入った一升瓶とマッチ、睡眠薬も残されており、不倫関係の清算を図るために焼身自殺を図ったことが判明した。
東京都台東区谷中7丁目5−24