(旧犬鳴隧道)旧犬鳴トンネル

犬鳴峠で少年がリンチを受け焼殺された事件や「幽霊を見に行こう」と出かけた5人が帰りに事故を起こし4人が死亡している。

TVでも取り上げられることが多かった心霊スポットで、現在入り口は閉鎖されている。
冬場の積雪や路面凍結が多いため、交通事故も多く発生していた。

「幽霊を見に行こう」帰りに起きた凄惨な死亡事故

2001年02月10日
午前7時頃、少年ら5人が軽乗用車で犬鳴峠へ繰り出したその帰り道、福岡県二丈町福井の国道202号線バイパスでKさんが運転するトラックと正面衝突、軽乗用車は前部が大破し、高校3年生1人を含む4人が頭の骨を折るなどして死亡、1人が重体、トラックの運転手は軽傷を負った。

5人は「犬鳴峠に幽霊を見に行こう」と出かけたのだという。

  • 佐賀県唐津市神田、コンビニエンスストア店員、井上博喜さん(17)、死亡
  • 井上さんの弟で中学3年、裕貴さん(15)、重体
  • 佐賀県唐津市和多田大土井、福大大濠高3年、合戸(ごうと)智彦さん(18)、死亡
  • 佐賀県唐津市市養母田、無職、田口康平さん(17)、死亡
  • 佐賀県唐津市町田1、中学3年、力武浩孝さん(15)、死亡
  • 佐賀県鎮西町八床、建設業、Kさん(37)、軽傷(トラックの運転手)。

軽乗用車の5人のうち2人は車外に投げ出され、3人は車内に閉じ込められた。周囲にはスケートボード5台のほか、衣類、靴、帽子などが散乱していた。

5人は、いったん井上さんの自宅に集まって出かけており、事故当時は唐津市方向へ向かっていた。田口さんの家族によると、田口さんは午前3時ごろ、自宅を出たという。

犬鳴峠リンチ焼殺事件

1988年(昭和63年)12月07日
昼頃、犬鳴峠で福岡県田川郡方城町伊方の工員・梅山光一さん(当時20歳)が焼死体で発見された。

田川郡内に住む梅山光一さんは地元のT高校卒業後、スチール製工場へ就職。十万円の給料のうち7万円を母親に渡すほどの孝行息子で内気でおとなしい青年だった。

7日の夕方、仕事から帰宅途中で信号待ちをしていたところ主犯の少年(当時19歳)ら5(16~19歳)に「女を送るのに格好つかんたい。車貸せ」と言われた。それを断ったところ、袋叩きにされ連行の上、暴行を受ける。

深夜2時、見張り役少年が寝込んだすきに監禁場所を抜け出し、家に向かって2キロも歩き続ける。(周りに家や通りがかった車に助けは求めなかった)しかし再び路上で拉致される。犯人達は苅田港に蹴り落とそうするが岸壁のフェンスにしがみつき助けてくれ泣き叫ぶ彼の手にバールを 打ち下ろす。

顔は変形しフェンスをつかんだ手から血が流れる。やがて彼はぐったりし声も出さなくなったが打たれても打たれても手だけは離さなかった。

もう、いいやろ。かわいそうやから、やめようと声が上がるが主犯の少年が俺たちは殺人未遂の共犯やけんな。捕まらんよう殺してしまうぞ彼は車のトランクに押し込まれさんざん殴られる。犯人達は手が痛くなるとクランクやナットを取り出しそれで殴り続けた。

その後、力丸ダムに沈めようとするも「死体が浮いたらバレる」と中止。顔がわからんよう焼き殺そうと犬鳴峠に向かう。

旧犬鳴峠に着き、ガソリンを頭からかけたところ、被害者が悲鳴をあげそれがトンネル内に響き渡った為、犯人らは一瞬ひるむ。そのすきを見て逃走。

トンネルを抜け、雑木林を逃げ回り、山中を駆け登った。少年らは悪かった。謝る。もう何もしないから降りて来い。嘘はいわんと呼びかけそれを信じて降りて来た彼を再び捕まえた。シャツをちぎって口に押し込み両手足を縛る。

大きな石で頭を5回打ち付けその割創傷は7センチに及び血しぶきがガードレールまで飛んだ。それでも助けてくれと命乞いをする彼をガソリンをかけライターで火をつける。被害者はのたうり回り焦げた衣服がガードレールにべったりとこびりつく。転げ回った末、トンネルの入り口まで走り、そこで力尽きて倒れた。

少年らは一旦そこを立ち去りますが梅山さんがんだかどうかを確かめに戻っており、3回目でようやく動かなくなったのを見届けて福岡市内へ戻ったという。

かけられた石油はわずか0.7リットルだったとか。梅山さんの死因は頭からの出血ということでした。
失血死するまで生きたまま体を焼かれるという想像を絶する痛みと苦しみを受け続けたと言われている。

メディア

稲川淳二 恐怖の現場 2 [DVD]

福岡県宮若市犬鳴68−4

  1. 2022年(令和4年)/7/21(木) 日本全国 最恐心霊スポット完全ガイド

1 thoughts on “(旧犬鳴隧道)旧犬鳴トンネル

  1. 体験男子

    もう20年以上前の話です。
    当時は旧犬鳴トンネルも走行可能でした。私は新犬鳴トンネルの夜間工事で夜21時~4時頃まで高所作業車でトンネルの天井面の強度を図るためコアボーリング作業をしていました。
    当時の現場作業員などに聞いた話です。コンテナの事務所の前には塩が盛られていました。話を聞くと事務所前に下半身だけの人が立っていたそうです。
    またトンネル出入り口には一通の為に交通誘導員が立っていました。現場監督が交通誘導員と無線連絡が取れないと様子を見に行ったそうです。交通誘導員はトンネル出口の上を見つめ、金縛りに合ったように立ったままフリーズしていたそうです。声をかけると上に女性がいると我に返ったそうです。次の日から交通誘導員の彼は来なくなりました。
    私は霊感がないので仕事帰り何度も旧犬鳴トンネルを高所作業車で帰りましたが、体験する事はできませんでした。

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