人穴浅間神社(人穴)

富士山の噴火でできた溶岩洞穴。人穴(ひとあな)は富士山とその神霊への信仰を行う富士講の聖地であるが、心霊スポットとして不思議体験が多いと言われている。

その為、入り口の鳥居をくぐると呪われる、土地全体に嫌な雰囲気がする、洞窟内が霊の巣窟、洞窟内が迷宮、というものが多い。


鎌倉時代の代表的歴史書である『吾妻鏡』は、人穴について「将軍家渡御于駿河国富士狩倉。彼山麓又有大谷〔号之人穴〕為令究見其所。被入新田四郎忠常主従六人。」 と記している。

源頼家は建仁3年(1203年)6月に富士の狩倉に出かけ、人穴を新田忠常に調査させている。その後忠常が洞内で災難にあった内容が綴られ、最後に「是浅間大菩薩御在所」とあり、人穴は「浅間大菩薩の御在所である」と記されている。

『吾妻鏡』に影響を受けた御伽草子「富士人穴草子」には「富士のせんげんとはわが事なり」とある。これら流布されていた信仰的要素から、角行が修行したと言われている。

また、この洞穴を含む静岡県富士宮市の大字も指す。

静岡県富士宮市人穴206

地域 : 中部地方 | 静岡県
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著者: 管理人

2 thoughts on “人穴浅間神社(人穴)

  1. D

    もう30年近く前ですが、夜中あまりの不気味さに石段を上がるのを躊躇していた際
    石段の最上段の常夜灯がいきなり点滅し始め
    カーンと音が聞こえたと思った刹那
    最上段から拳より少し小さい石がはね落ちてきました。
    男六人がこれを見てそそくさと帰った事は言うまでもありません。

    ちなみに行ったことがある方は分かると思いますが、
    自分達の他には車は一台も無く
    また、夜中に散歩でくる様な場所ではございません。

    数年後日中に訪れた際、この洞窟を管理されてる方々がいらっしった事があり
    洞窟内部のある岩の上には閻魔様が座られているとのお話でした。
    もちろん自分には見えなく、また管理人の方も見えないとのお話。

    修験道の方々にはあるいは見えるのかも知れませんね。

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  2. 匿名

    母から聞いた話です。
    母が若い頃に数人で肝試しに行った際、お経のようなものが聞こえたそうです。
    蚊が耳元で飛んでただけかも。笑

    返信

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