古くは天真名井の下を流れる神代川の 清流にあり、村に災いがある時は、石が 夜にうごめいて知らせたことから、「夜泣き石」と言われています。
伝説では天孫瓊々杵尊(そんににぎのみこと)の子供を宿した木花開耶姫(このはなさくやひめ)が 、あまりの難産に、この石に抱きついて お産をされたとも言われ、豊玉姫(とよたまひめ)・玉依姫(たまよりひめ)のお産伝説もあるようです。
また、夜泣きの激しい赤ん坊はこの石 に触ると泣きやむとも言われ、昔は子供 を抱いた若嫁の姿をよく見かけたそうで す。
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字 三田井698−4